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2009.10.01

『出世ミミズ』アーサー・ビナード、集英社文庫

0037.jpg 眼鏡屋に行ったら「前回手前どもでお作りしたのはいつごろでしたか」と店員に聞かれた。「ざっと十年前」と無愛想に答えたら、端末を叩き直して「七年前でございますね。時間も経っていることですし、視力測定を致しましょう」と相成った。赤い◎と緑の◎はどちらが明瞭に見えるかといった、くだくだしい一連の検査の結果、「さほど視力に変化はございません」という結論で、従前と同じ型の眼鏡を買った。新しい眼鏡で読む。
 日本語で書く著者。その日本語への感覚が新鮮だといわれるが、英語だろうが日本語だろうが、根底にあるものは変わらない。反戦派根性を見え隠れさせつつ、歩いてまちを行く。遠くに行きたくなったら、自転車を漕げばいい。摺れていない、柔らかい目で、もう一度見直せるものがあるはずだから。

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