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2009.10.25

『夢みるピーターの七つの冒険』イアン・マキューアン、中公文庫

 気乗りのしない朝はユニットバス内でリサイタルを開催したり、酔っ払った夜には石蹴り遊びを遂行する。だけど昼間は、なるべくしかつめらしく席に座っている。座っているけど頭の中では、今朝テレビのワイドショーで見た、トラブルを起こしたタレントの記者会見のことを考えていて「自分が記者にあんなひどい質問を受けたらあのタイミングで泣いてやるのになあ」などとつらつら考えていて、気がつけばパソコンの離席ロックがかかっている。いろいろテクニックを踏まえて、大人は大人なりに夢をみている。まあ、子どもと勝負してもしょうがないか。
 校庭の隅っこで、ピーターはいじめっ子・バリーと対決する。彼の真正面に立って、彼に伝える。「ぼくは、きみが存在してるとさえ信じてないんだ」。ときどき忘れそうだけど、信じることの強さといったら。そして同時に、決定的な何かを夢として忘れることの大切さといったら、そりゃもう。もちろん大人だから、私は分かっとりますがな。

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